06 | 技術系
Q1|担当している業務内容を教えてください。
私は生産技術部生産技術グループに所属しており、鋳造工程の改善業務を担当しています。
一口に「改善」と言ってもその内容は多岐にわたり、製品の不良率を減らすことや製造コストの低減、現場の作業員の方がより作業しやすい方法を考えることなど様々なものがあり、日々新たな改善アイテムを検討しています。
特に当社で製造しているシリンダライナは製造原価の半分以上を鋳造工程で占めているので、「良い物をより安く」作るためにも非常に重要で責任感のある仕事です。
ある一日のスケジュール
Q2|仕事のどんなところに「面白み・やりがい」を感じますか?
「鋳造」という技術は今から5000年以上も昔から存在していたと言われていますが、未だに解明されていない点が多々あります。
当社の鋳造工程で発生するトラブルも原因が分からないものもあります。そのトラブルを解決するために製造条件の調査や再現実験を行い、改善メンバー全員で力を合わせてメカニズムを推定・解明していく過程が非常に面白いと感じています。
Q3|仕事をする上で常に心がけていることは何ですか?
生産技術部の性質上、現場の方々と接する機会が非常に多いですが、その際には厳しい意見にも真摯に対応するよう心掛けています。
現場の方から様々な要望が来ますがその全てに応えることは非常に難しいです。ですがその要望一つ一つに向き合い改善を続け、よりよい物づくりのサポートができるよう努めています。
Q4|入社の決め手は何ですか?
私は大学院で鋳造工学を専門に学んでいたので、社会に出ても鋳造に携わりたいと考えていました。
TPR工業の特許技術であるアズロックを初めて見た際に、どうやってこの緻密な鋳肌形状を形成しているのか非常に興味が湧き、この会社に入れば高度な鋳造技術に触れることができると思い入社を決めました。
Q5|休日の過ごし方
休日は主にバイクに乗ってツーリングに行くことや趣味のアクアリウムで水槽のメンテナンスをすることが多いです。入社してからはバイクに乗る機会は少し減ってしまいましたが、アクアリウムのようなのんびり楽しめる趣味を持つことは多忙な社会人生活においては重要だと思います。あとは山形に来てからお蕎麦の美味しさに目覚めたので蕎麦屋巡りなどもしています。
よく「学生時代は遊んでおけ」と言われますが、自分の見聞を広めるためにも多くの人と交流することや知らない土地へ向かうことは重要だと思います。
皆さんも是非勉学だけではなく様々な体験を通じて多様な価値観を持ち、納得がいくような会社選びができるよう頑張ってください。