海外では人事から原材料の調達，故障対応，顧客対応まで、全ての工程に於いて管理と判断をしなければなりません。特に、大きな問題が起きた時に判断するのが一番重要な役割だと考えています。その判断をした時、良い方向に進めばこれまでの経験が役に立っていることを実感出来ます。逆に失敗した時、一時的には悩んだり落ち込んだりしますが次の問題解決の糧になっていると実感しています。この様に、海外拠点では判断が求められることが多々ありますが、自分で多くのことで判断出来るといった環境はなかなか無いと思うのと同時に、スキルアップを実感出来ます。

就職活動ではどこの会社に入社するか迷うと思います。迷う項目は「通勤距離」「残業時間」「休みの日数」「給料」と、様々あると思います。但し、一つだけ外せないのが「自分は何をしたいのか」だと思います。いくら通勤距離が短くて残業も少なく給料もそこそこあっても、長い時間を会社で過ごすわけですから嫌なことは続けられませんし、続けても恐らく楽しくは無いと思います。折角一日の大半を会社で過ごすのであれば、自分のやりたいことを楽しく出来れば最高ではないでしょうか。その為には就職活動の期間に「自分は何をしたいのか」を考える時間も必要です。「何もしたいことが無い」と言う方も居ると思いますがもう一度じっくりゆっくりと考えてみてはどうでしょうか。